コンテンツ配信を開始後、販売店からは「わかりやすい」という反応が返ってきている。また、オンラインセミナーを視聴した販売員から「店で勉強会を開いてほしい」という引き合いが、以前にも増して多くなってきたという。この点について同社は以下のように語る。
「販売店さんから見れば、どこのメーカーでも『自社の製品がいい』と言うのは当たり前の話です。ただ、多くのメーカーは紙媒体でメリットを強調します。そんな中、リアリティのある映像で、感覚的にわかりやすいコンテンツを提供しているところが評価されているんじゃないでしょうか?」
同社は、オンラインセミナー開始後も、販売店とのコミュニケーションはあくまでも対面での勉強会を軸と考え、継続して行っているが、オンラインセミナーはそのサポートとして今や欠かせないものとなっている。
「以前は訪問できていなかった販売店からのご依頼も頂けるようになりました。まずはオンラインセミナーで興味を持って頂き、さらに詳細については勉強会でフォローするという流れができたのだと思います。勉強会ではオンラインセミナーの内容を踏まえた上でさらに深くまで説明することができ、頂く質問の内容も一歩踏み込んだものになってきているのは嬉しい限りです」
なお、これらのコンテンツは、国内のパソコンメーカーの各営業拠点にも配信されて、そこでも好評を博している。同社内でも、これらの反応に手応えを感じており、さらに映像コンテンツを配布用資料としてCD-ROMにすることや、クイズ形式を取り入れた双方向型のコンテンツを作成していくことなど、今後の更なる展開にも意欲的に取り組む意向を示している。
「パソコンを購入されるエンドユーザーの皆様には、AMD製品の品質の良さをしっかりと理解して頂いた上で、納得して購入頂きたいというのが私たちの第一の想いです。しかし、CPUの内部のアーキテクチャーを実際にご覧頂くことはできないですし、理解しにくい商品であることは否めません。特に昨今は地デジ対応など、パソコンの付帯的な要素への関心が高まり、ともするとCPUの重要性が軽視されてしまいがちな背景もあります。ですが、オンラインセミナーを見てCPUの重要さに気づき始めた販売員さん達もいらっしゃいます。私たちの想いが販売員さん達を通じてエンドユーザーの皆様に伝わり、CPUもパソコンを購入する際の重要な判断基準の一つであると再認識してもらえて嬉しく思います。オンラインセミナーで、忙しい販売員さんのお客様への説明も充実して、その店舗での顧客満足度アップの一助になれば理想的だと思っています」
テキストや静止画だけでは品質の良さを本当に理解してもらうのが難しい製品であるCPU。映像によってわかりやすく解説することに成功した、非常に興味深い事例と言えるだろう。
【文中敬称略】
(2006/06/27)





