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J-Stream MailNews Vol.44
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リッチコンテンツを使う理由(わけ)
アクセスを10倍に跳ね上げたアディダスのモバイル戦略/アディダス ジャパン株式会社様の場合

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モバイルキャンペーンでリッチコンテンツを導入する理由

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スポーツブランドとして世界中に知られているアディダス ジャパン(以下、アディダス)。
同社は2006FIFAワールドカップドイツ大会に向けて+10(プラステン)キャンペーンをワールドワイドで展開した。その一環として制作されたCMが「IMPOSSIBLE TEAM」。2人の少年が過去・現在のトッププレイヤーからメンバーを選出して対決させるという、現実にはあり得ないチームの対戦を描いている。

これは、同社のブランドコンセプト「IMPOSSIBLE IS NOTHING(「不可能」なんて、ありえない。)」を具現化したものだ。

今回のキャンペーンの展開において、同社が最も力をいれたメディアのひとつがモバイルだ。アディダスのコア・ターゲットは、14~24歳。この年代にとって、モバイルは、PCよりもなじみの深いメディアであるからだ。実は、アディダスでのモバイルに対するこれまでの取り組みというのは、それほど積極的なものではなかった。なぜなら、一般的に企業の販促担当者がモバイル導入の際に抱く下記のような不安を同じように感じていたからだ。

 ●映像やFlashで配信しても、ユーザーの端末で見られるのか?
 ●パケット代がユーザーの負担にならないか?
 ●キャリア非公式サイトでもアクセス数は稼げるか?

しかし、一方で、アディダスでは、以下のような理由からリッチ化したモバイルサイトを積極的に導入していくことに、余りある魅力も感じていた。

  1. ターゲット層に最も適したメディアであること
    ――14~24歳という年代の多くは、「ネット生活はモバイルのみ。PCは見ない、使わない、そもそも持っていない」という。そんな彼らに対して、PCでいくら高度なコミュニケーションの仕組みや訴求をしようとも、ターゲットとの接点の創出にはなりえない。
  2. 「キャンペーンメディア」としての潜在力
    ――人々のメディア接触の様子が大きな変貌を遂げているなか、24時間常に所持し、電源が入っている(アクセス可能な状態にある)モバイルが持つ、「キャンペーン・メディア」としての可能性は計り知れない。アディダスの世界観を広く、そして「深く」浸透させるためには、モバイルというメディアは無視できないものであった。

同社が出した結論は、「不安は不要だ。魅力的なコンテンツを提供すれば、ユーザーは必ずついてきてくれるに違いない」ということであった。

モバイルサイトでは、Flashや映像による豊かな表現が可能になった。壁紙などの「デジタル・アクセサリー」に対するこだわりが大きいモバイルユーザーが、Flashによるリッチな表現に対して「プレミアム・コンテンツ」としての価値を見出してくれれば、今回のキャンペーンにも良い反応をしてくれる可能性は十分にあると考えたのだ。

そこで、アディダスでは、キャンペーンのコンセプトを最新技術を駆使し具現化できる協力会社の存在が不可欠と考え、サイト全般の企画を担当するテキーラ・ジャパン(http://www.tequila.co.jp/)、映像をはじめとするインフラ部分を担当するJストリームとの協力体制で、先進的なコンテンツ制作のためのチャレンジを開始した。

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OneCut

モバイルコンテンツ「待受時計」キャプチャ

エンターテインメント的な要素を持ったコンテンツ。
「ユーザーが自分の好きな選手を選べる」という参加型の仕組みを構築したことで、キャンペーンへの関与を高め、訴求力アップにつなげることを目指した


アディダス ジャパン株式会社モバイルサイト

アディダス ジャパン株式会社
【PC、モバイルサイト】
http://www.adidas.co.jp

世界を代表するスポーツブランドであるアディダスは、2006FIFAワールドカップ™ドイツ大会に向けて+10(プラステン)キャンペーンをワールドワイドで展開した。
その一環として制作されたCMが「IMPOSSIBLE TEAM」。
2人の少年が過去・現在のトッププレイヤーからメンバーを選出して対決させるという、現実にはあり得ないチームの対戦を描いている
※上記キャンペーンは、2006年7月24日で終了

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