携帯で動画を流すなら
携帯向けに動画配信する場合、PCとは違ったノウハウが必要になることをご存知ですか?“キャリア”や“端末”といった携帯ならではの配信条件を考慮して動画配信を行う必要があるのです。
押さえておきたい携帯動画配信のポイント!
配信できる動画の“尺(長さ)”や“画格サイズ(動画の表示サイズ)”などは、キャリアや端末、配信方法によって異なります。まずは、どのような点が具体的に異なるのかみてみましょう。
キャリアごとに異なる“動画の尺”
携帯で動画配信するなら、より多くの人達に見てもらえるよう3キャリア向けに配信したいと考える方も多いはず。ですが、キャリアごとに配信できる動画ファイルの最大容量が異なるため、どんな尺の動画でも配信できる訳ではないのです。
auの場合は最大約3分、NTTドコモiモーションは最大約4分、ソフトバンクにいたっては、ダウンロード形式で最大約4分、ストリーミング形式で約7分と配信方法によっても異なります(表1参照)。
表1.携帯キャリアによる動画の尺やサイズの違い
| サービス名称 | au EZムービー | NTTドコモ iモーション(※1) |
ソフトバンク(※2) |
|---|---|---|---|
| 配信方式 | ダウンロード ストリーミング |
ダウンロード ストリーミング |
ダウンロード ストリーミング |
| 動画の尺 | 最大約3分 | 最大約4分 | 最大約4分 (ダウンロード) 最大約7分 (ストリーミング) |
| ファイル最大容量 | 最大1.5MB | 最大2MB | 最大2MB |
※1.NTTドコモの「10MBiモーション」では、最大容量が10MBに拡張。従来より高画質・高品質な動画コンテンツの配信が可能になった。
※2.公式サイトの場合の仕様です。勝手サイトの場合は仕様がことなります。
端末ごとに異なる“画格サイズ”
動画の画格サイズはキャリアごと、端末ごとに異なります。より多くのユーザーに最適な動画を視聴してもらいたい場合は、各キャリア、各端末ごとの画格サイズにあわせた動画ファイルを用意する必要があります。また、画格サイズが異なれば、動画の見た目や画質に差が出てきます(表2参照)。
| 画格サイズ | VGA (640×480) |
QVGA (320×240) |
QCIF (176×144) |
|---|---|---|---|
| 画質 | ◎ | ○ | △ |
| 動画の尺ファイル最大容量 | ![]() |
![]() |
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| QVGAと比べて画格サイズが大きいため、見た目の大きさが同じ動画で比較すると画質がきれいに見える。特に全画面表示にして比較するとするとその差が分かりやすい。 | VGAと比べると画格サイズが小さいため、見た目の大きさが同じ動画で比較すると画質は劣るが、全画面表示にしなければそれほど画質の差は気にならない。 | VGA、QVGAと比べると画格サイズが小さく、表示される動画の見た目の大きさも小さくなる。全画面表示にすると画質の差は歴然。 |
※上記の画面イメージは、VGAの動画を視聴できる携帯端末で動画視聴した場合
PCと違う携帯専用の“動画フォーマット”
既にご存知の方も多いと思いますが、携帯で動画配信するには携帯専用の動画フォーマットにエンコードする必要があります。PCの場合、主にWindows MediaやFLV、RealMedia、QuickTimeなどにエンコードしますが、携帯の場合はMP4にエンコードします。
ただし、形式がキャリア・端末によって異なりますので、配信したいキャリア・端末にあわせて動画ファイルを用意する必要があります(表3参照)。
| サービス名称 | au EZムービー | NTTドコモ iモーション(※1) |
ソフトバンク(※2) |
|---|---|---|---|
| ファイル形式 | 3GPP2、AMC | 3GP | 3GP |
※FLVやWindows Mediaをフルブラウザで見られる携帯端末もあります。
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